吉岡です。こんにちは。

 

交通事故により肩関節の関節唇を損傷した件のご紹介です。

当事務所の前に他の事務所に依頼されておられたようですが,連絡してもなかなか繋がらず,繋がっても「通院してください」とのお話しかなく,そちらはご縁がなかったものとされて当事務所にお越しになりました。

 

関節唇の損傷は被害者請求で非該当とされることが多いのは事実です。特にSLAP損傷(上方関節唇損傷)は特によく扱う損傷です。

ですので,通院中(症状固定前)にある程度画像の準備をしておかないといけないですし,肩関節に詳しい医師の助力を得ることで等級獲得に結びつく後遺障害診断書を作成することを目指します。

本件も案の定,「骨折などの外傷性の異常所見は認め難く」のコピペで非該当。もちろん想定している経過ですので,十分に用意をして異議申し立てを行い12級6号を獲得し,適切な解決を図ることができました。

 

当事務所は,交通事故案件を最初から最後まで,いろいろな得意分野を持つ複数の弁護士で担当しております。

交通事故案件にも様々なポイントがあります。

患部に詳しい病院や医師,専門書など情報を集約し,医学上必要な主張を纏めて後遺障害認定の筋道を立てる弁護士,損害論や保険,労災など周辺の知識も含めこれらを綿密に専門的に扱うことができる弁護士,訴訟で粘り強く諦めずに主張とその証拠を固めていく弁護士,迅速に相談をお受けするためにフットワーク軽く遠方へ赴く弁護士,もちろん事務局も含め被害者との連絡を密に取りながら,中国地方,首都圏それぞれで被害者の適切な救済を目指して全員が力を合わせて進めております。

 

最近は,TeamsやZoomなどの便利なWEB会議システムがありますので,相談だけでなく,案件についての事務所検討会議もTeamsなどで行い,例えば柳井⇔府中⇔広島⇔戸田など4カ所の事務所の各得意分野を持つ弁護士が集合し知識を集積して計画を立て,これを迅速に執行するなど当事務所のスピード感の実現を常に心がけて日々の実務に勤しんでおります。

 

「通院してください。」辛い目に遭われた被害者に声をかけることは被害者の方からも心強いことだと思います。しかし,それだけではなく適切な解決のために必要な情報を事務所の皆で考え,より価値のあるお声がけや助言ができるように今後もお手伝いをさせていただきます。

ぜひ,フリーダイヤル0120-25-3354までご連絡をください。

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Yoshioka Makoto
弁護士法人あさかぜ法律事務所代表弁護士 「明けない夜はない」を胸に依頼者とともに。 相談の席で弁護士が真摯にお悩みを受け止めることで、心と体の重荷が解き放たれる。 癒えた心で法的助言を聞き、新たな未来の光を見つける。 その後、依頼者と弁護士が共に歩み解決へと導く。 明けない夜はありません。

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