こんにちは。弁護士法人あさかぜ法律事務所府中大國魂神社前事務所です。

先日、多摩信用金庫八王子駅前支店さまにて、当事務所の弁護士末永太郎が、「知っておきたい 成年後見と遺言書の作り方」のテーマでセミナーを開催させていただきました。セミナー後の相談会ではテーマに沿った相続のお悩みについてご相談をお受けし、多摩地方に密着した法的サービスを提供してまいりました。ご参加いただきました皆さまは事前にご準備をされてご来所いただいているようで関心の高さが伝わってきました。

家族信託に関しては、遺言や後見との違いにスポットを当てるようにしたことで、うなずいていただいたご来場の方が多く、改めて遺言、後見、家族信託それぞれについての関心の高さを感じました。

セミナーごとに持ち時間が違うこともあり、ペース配分でご来場の皆さまにはご迷惑をおかけした点もあったかと思います。皆さまから頂いた貴重なご意見を踏まえてより良いセミナーを開催できるように常に磨きをかけてまいります。

セミナーで講師をさせていただいたことの感想の一つに、ご来所いただく皆さまは推定相続人との関係の希薄さをどのように埋めていくかに強い関心をお持ちのようにお見受けしております。生前贈与や遺言など財産の譲渡しに関するご興味もですが、財産に関することだけではなく、より広く関わりを持っていきたい、ご自身のお気持ちを親族の若い方々にお伝えしたい気持ちが伝わってきます。

生前贈与や遺言書の作成といった財産の譲渡に関する具体的な情報を求めているだけでなく、単に財産や資産の管理にとどまらず、一族の中でより広範な関わりを築き、自身の価値観や理念、そして心からの思いを次世代に伝えていきたいという深い願望を持っておられるようにお見受けします。物質的な贈り物を超えた形で、家族、親族の絆を強化し、推定相続人たちに自らの人生経験や教訓を共有する方法を探している方も少なくありません。これらの推定相続人との関係を深め、豊かな家族の歴史と結びつきを築くプロセスにおいては、財産の管理や譲渡に関する法的な知識も重要ですが、それだけではなく、家族の物語や価値観を共有し、次世代にこれを引き継ぐことの大切さも強調されます。このため、私たちは、資産の移転だけでなく、家族内親族内のコミュニケーションの促進や絆を深めるためのアクティビティの提案も含め、より広範なサポートを提供していけるように努めてまいります。

弁護士法人あさかぜ法律事務所では、相続のご相談は何度でも無料で行なっております。また、ご自宅や病院の個室、面会室などへの出張相談もお受け致しておりますので、ぜひ無料相談のご予約をお問い合わせください。

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Yoshioka Makoto
弁護士法人あさかぜ法律事務所代表弁護士 「明けない夜はない」を胸に依頼者とともに。 相談の席で弁護士が真摯にお悩みを受け止めることで、心と体の重荷が解き放たれる。 癒えた心で法的助言を聞き、新たな未来の光を見つける。 その後、依頼者と弁護士が共に歩み解決へと導く。 明けない夜はありません。