吉岡です。こんにちは。

荒川区町屋に交通事故の出張相談に伺いました。最近とても増えている自転車事故の案件です。

自転車事故でも大きなお怪我を負うことがあります。加害者側に個人賠償責任保険(自動車事故に特約付帯することや個別の保険などで付保できます)があり、示談代行つきであれば相手方本人に代わって保険会社とやり取りをしていただくことになります。

ただ、自転車による加害行為には自動車損害賠償保障法の適用はありません。ですので、自賠責保険からの保険金は支払われませんし、後遺障害が残りそうな時にも、自賠責損害調査事務所による後遺障害診断(損害調査)は行われません。相手方保険会社が社内の審議を経て独自の認定を行い、等級の有無や程度を判断することになります。

ですので、公平に審査が行われるかどうかについては、独立の機関である自賠責損害調査事務所とは異なる部分が出てくる可能性がないとは言い切れません。自転車事故は生身の体に直接外力が加わりやすいため、靭帯損傷や骨折なども多くあります。自転車事故について被害者に適切な損害賠償を実現するために、後遺障害の内容をはじめ事故について詳しい弁護士に相談されることをお勧めします。

また、弁護士費用特約(弁特)の中には、歩行中の事故は弁特で弁護士費用をカバーできるものが一般的ですが、自転車に乗っているときに受けた事故については弁護士費用特約で弁護士費用が出ないタイプ、明示的に除外してあるものもありますので注意が必要です。自転車をよくお使いになる方は、お手持ちの保険証券の内容を確認され、弁護士費用特約がついている場合でも自転車での被害のときもカバーされるかについては念の為確認されてみてください。

さて、話は変わりまして、いよいよ競技麻雀チーム対抗戦、Mリーグ2024-25シーズンが16日に開幕します。

Mリーグ2024-25シーズン開幕直前に、当事務所府中大國魂神社前事務所の弁護士末永太郎と当職がお招きいただきましたのが、最高位戦日本プロ麻雀協会所属、鈴木たろうMリーガとの対局。鈴木たろうプロは、麻雀のプロスポーツ化を目的とし2018年に創設されたMリーグにその当時からずっと継続して赤坂ドリブンズのメンバーをされておられます。たろうさんは1973.10.04生まれ、当職は1973.10.01生まれでご縁を感じます。本対局のコーディネーターは日本女子プロ将棋協会(LPSA)所属島井咲緒里棋士。島井さんは将棋棋士、囲碁棋士、雀士界に深い人脈をお持ちで、三界の交流戦を開催され幅広く活躍をされています(Mリーグ好きな方が島井さんとたろうプロの何気ない会話を聞くと出てくる雀士の方々にびっくりします。)。その島井さんを当職にご紹介していただいたのが同じ吉岡姓、競馬ブック関東の顔、吉岡哲哉氏。全ては3年前に哲哉さんから始まったご縁です。

最初の対局では緊張しまくって少牌で上がってチョンボ、島井さんに跳満振り込み、親のたろうプロにドラ南(ドラ牌を見てもいなかった)を振り込んで混一色、対々和、ドラ2の親跳振り込みと散々でした。

2戦目からは、たろう・太郎 VS 吉岡・吉岡対決、集中して対局。最近の全自動卓はドラ牌も捲れて出てくるんですね。親にも13枚が自動で配牌され、先に自積らないといけないのですが、それに気づかず最初に自摸らずに打牌してしまい、少牌になったわけです(言い訳)。

場のあらゆるところで競技麻雀の厳しさと他の世界でも通じる一瞬の判断の迷い(を生まないように常にいろんなことを想定して生きる)の怖さを体得できました。自分の行動が未来の全て。

鈴木たろうプロの個人成績(前シーズンは112,800点の最高得点レコード更新)、赤坂ドリブンズの2度目の優勝を祈念して閉会。たろうさん開幕直前にお時間をいただきありがとうございました!島井さんもコーディネートありがとうございました。哲哉さんまたどこかで囲みましょう。

【おまけ】対局直前に肩慣らしと雀魂やった時の一コマ

上家(左側)七萬を大明槓しており、流局時七萬で聴牌と表示されていますが、この空聴(カラテン)はルール上テンパイにならないはず。

たろうプロにも聞いてみましたが、一般的には聴牌ではないとのこと。ちょうど良いタイミングで珍しい局に遭いました。

あとで調べてみましたら、雀魂では、空聴は4枚持ち単騎以外は聴牌扱いとありますが、4枚持ち単騎がどのような例なのか思い浮かびません(七七七七を七七七・七と見立てて単騎ってことですかね?それか七七・七七と双碰に見立ててシャボ待ちだけど図柄は一つだから単騎?)

空聴聴牌
ゼウスの選択 祈優勝

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Yoshioka Makoto
弁護士法人あさかぜ法律事務所代表弁護士 「明けない夜はない」を胸に依頼者とともに。 相談の席で弁護士が真摯にお悩みを受け止めることで、心と体の重荷が解き放たれる。 癒えた心で法的助言を聞き、新たな未来の光を見つける。 その後、依頼者と弁護士が共に歩み解決へと導く。 明けない夜はありません。